積雪ゼロ、というが

旭川の積雪がこのほど0センチメートルになった。 
今年ほど、春よ早く来い、と懇願に似た気持ちになったのは久しぶりのこと。
だが、春はまだ斑(まだら)模様だ。駅から歩いて15分ほどにある三浦文学館の見本林は50㎝くらいの分厚くしっかり固まった白い雪氷。伸餅のような雪が残っている。
おそらく5月の初めに咲く桜の季節(とき)までにもあるのではないかと思われるくらいだが、この時季にしては異様だ。
今年の春はかつて見たこともない自然のコントラストが現出するかもしれない、桜色と真っ白の共演を、カメラに収めることができるのか、妙な興味心が湧いてきている。


△分厚い雪の残る見本林の森。はたして、春はいつになるの…。

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