想い出ノート 第84号(2006年5月号)より

2006.4.2

初めて北海道を訪れました。北海道へ来たら必ずここへ来てみたい
と思っていました。念願かなって今日、三浦綾子さんの記念館へ
来ることができました。三浦綾子さんの作品と出会うことによって、人生
の考え方が変わりました。言葉にするのは難しいのですが、感謝すること
を教えてもらったように思います。私は「塩狩峠」が好きです。心が
迷った時は読んでみます。生きる力が湧いてきます。切なく悲しいの
ですが少しずつ力が出てくる監事がするのです。他にも力を与えて
くれるものがたくさんです。三浦文学との出会いに感謝し、これから
も歩いていきたいです。
新潟県

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2006.4.2

三浦綾子さんの作品で好きなのは、塩狩峠です。
今日ここへ来たのは、とても大切な人で信頼できる人と
静かに時を過ごしたかったからです。これからの人生
その人と一緒に歩んでいこうと思っています。
この記念館に来て知ったことですが三浦綾子さんが
結婚されたのは37才ということで、今の私の年齢も
37才で、なにか、後押しされている様な、そんな
思いにかられました。
「愛することは信ずること」すばらしい言葉だと思います。
私もそんな風に生きていきたい。


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2006.4.8

とうとうこの場所に来れました。長い間私の心の
より所となった三浦綾子さんの数々の作品。
どんなにか心うたれ、絶望から救われ涙流した
ことかわかりません。静かな雪景色を見ていると
また私もがんばって生きていこうと思われます。
有難うございました。
堺市

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2006.4.15

「道ありき」に出会って、小学生の頃行っていた教会を思い出し
イエス様を信じることができた者です。
今は、また教会をはなれ、山あり谷ありの毎日ですが、
泣いたり、笑ったりして。生かされここへ来る事ができました。
感謝します。
人を愛する事がたくさんできる私になりたいです。
札幌市 富田

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2006.4.22

三浦さんの作品に感銘を受けてから、旭川は私にとって憧れの地です。
2年前に初来館し、また来たいと思っていました。
今日はこの後塩狩峠にも行ってくる予定です。
書きたいことはたくさんあるのですが・・・・
「あ り が と う ご ざ い ま す」
これが全てです。お二人の夫婦愛も本当に素晴らしいと思いました。
私も大切な人とこの先もずっと共に歩み続け、素敵な時を
共有していきたいと思っています。


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2006.4.23

私は2度目の来館です。私は三浦文学が長年心の支えです。
一度目は1昨年、高知の知人がぜひここをおとずれたいとの要望で
こちらに案内しました。
今日2度目は、約6年の入院生活を昨年終えた娘と一緒に来ています。
ずっと長い間、娘を連れて再びここをおとずれたいと願っていた事が
実現しました。
娘はあまり三浦文学を読みませんが、この文学館に入ってまもなく
「ここは何となく落ちつくね」と言いました。


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2006.4.25

京都から、憧れのこの綾子文学記念館にやって来ました。
特別展の阿南慈子さんと親しくしていただいていた者です。
旭川の素晴らしさをたっぷり見せてもらい、この文学館、塩狩峠
では綾子さんの文学のもつ力、信仰の力、改めて強く強く
感じました。1人でも多くの方に綾子さんの文学、そして
その人となりに触れて頂きたいものです。
祈りつつ

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2006.4.27

長い間の念願がかなって旭川を訪れることができました。
この館内は、何とも言えない優しい暖かな空気に包まれているのを
感じます。
「神さまが与えて下さった命、存在、人生・・・・どんなに苦しくても辛くても
生きて生きて生き抜いて下さい。」
やさしい暖かな三浦さんの声が心に響いてくるようです。
絶えざる病苦の中で、信じ、望み、愛した三浦さんの人生、真珠が苦しみの
るつぼから生み出されるように魂から溢れてくる言葉のひとつひとつが
弱い惨めな人間にすぎない私の心に光を照らして下さり、何よりも生きること
への励ましを与えて下さいました。
希望や愛を失ってしまった現代の人々に、実在される神、イエスキリストを文学を
通して伝える使命を三浦さんは果たされたのだと思います。
京都

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