【案内人ブログ】No.65 三浦綾子さんと大雪山について 記:森敏雄
順不同で恐縮だが、私の知る限り、三浦綾子さんは①北海道新聞社編『大雪山物語』に“大雪山と私”と題する原稿用紙2枚程度の小文を寄せている。②ぎょうせい(株)編『日本の名山1 大雪・日高と北海道の名山』に“大雪山に想う”と題する原稿用紙5、6枚...
【案内人ブログ】No.64 外国樹種見本林に思う 記:三浦隆一
三浦文学館は外国樹種見本林の中にあるが、私の好きな樹高20mにも達する「ハルニレ」の木があるところが、私のお気に入りの場所だ。 ヨーロッパのハルニレはエルムと呼ばれて樹高45mにもなり、画家ジョン・コスタブルの「ソールズベリー大聖堂の南西か...
【案内人ブログ】No.63 ラジオ番組に出演しました!! 記:近藤弘子
こんにちは、近藤弘子です。 今回は、10月14日(金)ラジオカロスサッポロ「ここは一丁目一番地書店」に電話出演させて頂いた時の報告です!! このラジオ番組は本のことを楽しく語り合う番組で、リスナーさんに三浦綾子ファンがいらっしゃるようで、今...
【案内人ブログ】No.62 三浦綾子さんと向田邦子さんの接点についての断想 記:森敏雄
そもそもの始まりは8月21日、北海道新聞論説委員白井高秋氏のオピニオン・コラムであった。主題は「小さき者へのまなざし」。1981年8月22日台湾旅行中、航空機事故で亡くなった向田邦子さんの没後41年を追悼したものだ。『父の詫び状』の中の「薩...
【案内人ブログ】No.61 『三浦綾子文学の本質と諸相』を読んで 記:森敏雄
三浦綾子生誕100年記念として出版された竹林一志著『三浦綾子文学の本質と諸相』を読んだ。読み応えのある内容であった。 まずは三浦綾子文学の特徴が列挙されていた。寸分もスキのない見事な分析である。① キリスト教信仰に基づく、伝道志向の文学② ...
【案内人ブログ】No.60「敗戦」をめぐって 記:三浦隆一
私は今、BS朝日で全国放送された三浦綾子生誕100年記念番組「いのちの言葉つむいで」を観て、このブログを書いている。敗戦という言葉を表題に使ったのは、日本とイタリアの両国が共に敗戦国であるという単純な事実からそう書いたのであって、別に政治的...
【案内人ブログ】No.59 『三浦綾子論 その現代的意義』を読んで 記:森敏雄
三浦綾子生誕百年記念として、小田島本有著『三浦綾子論 その現代的意義』が出版された。6月3日発売開始、インターネットでは、 没後20年以上が経った現在でも、三浦綾子の文学はまったく色褪せていない。「罪と神によるゆるし」をテーマとした作品群に...
【案内人ブログ】No.58 案内人でYouTubeを始めました! 記:山川弘子
こんにちは。案内人の山川弘子です。“三浦文学案内人のおしゃべりタイム”をYouTubeで配信しています。コロナ禍で、文学館も休館を余儀なくされ、お客様をお迎えすることが出来ないときがありました。それでも、文学館を応援してくださるファンの皆様...
【案内人ブログ】No.57「十勝岳」が「日本ジオパーク」に新規認定 記:森敏雄
美瑛・上富良野・新得にまたがる標高2077mの活火山「十勝岳」が本年1月28日「日本ジオパーク」に新規認定された。北海道では「三笠」、「とかち鹿追」、「洞爺湖有珠山」、「アポイ岳」、「白滝」に次ぐ6番目である。このうち、「三笠」及び「とかち...
【案内人ブログ】No.56 映画『われ弱ければ』を観て 記:三浦隆一
綾子さんがこの小説を書いたのは、作家デビューから20年以上が経ち、全集の企画が持ち上がってきた頃のことだった。それまで一連のクリスチャンを題材とした伝記小説を書いてきた綾子さんは、矢島楫子を書くにあたっては、これまで書いてきたような方法では...
【案内人ブログ】No.55「プリズム―ひかりと愛といのちのかがやき」展を観て 記:森敏雄
三浦文学案内人の1期生・森敏雄です。案内人活動もいよいよ10年目を迎えました。初心を忘れず日々精進を重ねていく所存です。4月25日(月)、三浦綾子さんは生誕100年を迎えます。これを記念し、三浦綾子記念文学館では2階第4展示室及び回廊におい...
【案内人ブログ】No.54 『われ弱ければ 矢島楫子伝』映画化 記:近藤弘子
こんにちは。案内人の近藤弘子です。以前、『母』が映画化されたのを覚えていますか?国内で女性最年長の山田火砂子監督の映画です。その山田監督が、綾子さんの作品『われ弱ければ 矢嶋楫子伝』を映画化してくださいました! 『われ弱ければ 矢嶋楫子伝』...